リビングに入ると、スッキリと気持ち良い空間がもてなしてくれます。
「生活感の出るごちゃごちゃは、パントリーに隠しているのかな?」
いいえ、この家にはパントリーはありません。
使いやすさと美しさ、その両方を叶えるための配置が、きちんと計画されているのです。
ポイントは、この空間を“どこから見るか”ということ。
ホスト側の視線では、使いやすい位置にモノが配置されていて
キッチン作業台の下には、ゴミ箱やストック品などが収まっています。

コンロの背面には調理器具や文具、プリントなどを収納できる奥行き20cmのニッチを。
マグネットウォール仕様にすることで、給湯器やエアコンのリモコン、ちょっとしたメモもスマートに貼ることができます。
一方でゲストからは、生活感が出やすいニッチをまったく見えないように。
そうすることで整った印象と気持ちよさを両立させているのです。

頑張らなくても整うためのさりげない工夫が、日々の暮らしに余裕をもたらしてくれます。
そんな空間のあり方が、気負いなく人を招ける「住まい」をつくりだしているのかもしれません。